お正月にお孫さんと楽しむ便利アイテムとして折り紙は、おススメです。
お正月ではおなじみの門松やおみくじを折り紙で折り、これらにまつわるお話を聞かせてあげられます。
また、出来上がった作品は、お孫さんと楽しく過ごした雅なお正月の思い出として取っておくこともできます。
写真のようにアルバムにしてとっておくのも良いかも。
お正月の折り紙のいろいろ
お正月の縁起物や凧上げなどの遊び、お年玉を入れるのに便利な小物などの折り紙をいろいろと集めてみました。
ちょっとしたお話も載せてみましたので、楽しんで下さいね。
1.お正月の縁起物の折り紙
1-1.獅子舞の折り紙
獅子舞の起源は、中国説やインド説などがあり定かではないようです。
群馬県の南西部の秋畑村(現在は小幡町)に伝わる言い伝えでは、こんな話があります。
その昔、人食い虎が、インドで大暴れしていました。
やがて、その一帯の人々を食い尽くした人食い虎は、日本を狙ってやってこようとしたところ、これを察した日本の神が、狐を派遣してこう伝えたそうです。
「日本では、人を食べる代わりに悪魔を退治すれば食べ物を与えられ、悪魔祓いの神としてあがめられるだろう」
これを信じた人食い虎は改心し、狐に伴われ日本に来て魔除けとして活躍するようになった伝わっています。
獅子舞を折るときは、狐も一緒に折って並べて、このお話してみるのも面白いかもしれませんね。
1-2.門松の折り紙
門松は、年神様を迎え入れる場所としての意味合いがあり、お正月の飾りの一つです。
12月23日以降に飾られますが、12月29日は、「二重苦」、「9の末日で、苦を待つ」ということから、12月31日は、「一夜飾り」「一日飾り」といって神をおろそかにするということから、その日から飾るのは避けられます。
飾る期間は、1月15日までとされるのが一般的とされています。
門松の竹の切り口には、斜めに切った「そぎ」と真横に切った「「寸胴」の2種類がありますが、斜めに切った「そぎ」には面白い話が残っています。
時は戦国時代、武田信玄との三方ヶ原の戦いで敗れた徳川家康が、「次は切る」と願をかけ、門松の竹を袈裟切りしたのが門松の「そぎ」始まりとされています。
門松を折るときは、一緒に神様を折って並べてみたり、徳川家康と門松の「そぎ」のお話をしてみるのも楽しいかもしれませんね。
1-3.破魔矢の折り紙
お正月の縁起物として神社などで売られている破魔矢は、射ると邪気を打ち払う破邪の効果があると言われています。
でも、実際に破魔矢を弓につがえて邪魔などの悪鬼を射ることは、危ないし、悪鬼を探すのも一苦労。
そこで、折り紙の破魔矢を使って折り紙の悪鬼を射ってみる遊びはいかがでしょう。
お孫さんが喜ぶかも!
2.お正月の遊びの折り紙
2-1.凧揚げの折り紙
一昔前は、お正月の定番の遊びだった凧揚げ。
最近は見かけなくなりましたが、空を泳ぐ凧の姿は、なんともお正月を感じさせてくれます。
ところで、凧揚げには、おもしろい話が残っています。
忍術書の『甲賀隠術極秘』によると、平安時代の後期に源義家による奥州合戦金沢城攻め時、服部源蔵という忍者が大凧に乗って火を降らし焼き討ちして活躍したという漫画にでてくるような記録がありロマンを感じさせてくれます。
お孫さんと折り紙で凧を折るときは、忍者も一緒に折ってくっ付けて忍者ごっこも楽しいかもしれませんね。
凧の折り紙の折り方をご紹介しま…
2-2.羽子板
お正月の羽根突きは、江戸時代に女児のいる方への年の暮れの歳暮として縁起物の羽子板が贈られていたのが由来と言われています。
そこで、女のお孫様には、お年玉に羽子板の折り紙を添えてみてはいかがでしょう。
きっと喜んでもらえますよ。
羽子板の羽根の折り紙の折り方を…
羽子板の折り紙の折り方をご紹介…
3.お正月の小物の折り紙
3-1.お年玉袋の折り紙
スーパーやコンビニなどの市販のお年玉袋もお洒落なものやかわいいものなど色々な種類がありますよね。
でも、結局中身を取り出したら捨てられてしまう場合が多くもったいないなあと感じられる方もいらっしゃるのではないでしょうか。
そこで、折り紙でお年玉袋を折ってみてはいかがでしょう?
気持ちの入った折り紙のお年玉袋は、おしゃれだし思い出の品として取っていてくれるかも?
ぽち袋の折り紙の折り方をご紹介…